今を戦えない者に、次や未来を語る資格はない

自分が感じた日々の出来事に関する思いを、振り返りながら語ります

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森保監督の首の皮はラーテル並みに分厚い

高校サッカーの静岡学園優勝の余韻冷めやらぬ中、

本日はブログ名について、今さらながら振り返りつつ、

大好きなサッカーについて語りたいと思います。

 

てか、静岡学園のメンバーに5人くらいセゾンFC出身者がいて、

野洲高校に似た個人技重視のプレイスタイルだったことに皆さんお気づきでしたか?

※:野洲高校の優勝時のメンバーも大半がセゾンFC出身

 

私が小学生のころに聞いた話だとセゾンFCはサッカーコートの端から端まで
(半コートだったかもしれません)、

リフティングで一度もボールを落とさず運べないと入団できないという話でした。

毎日のアップでも、実践していると聞きました。

 

U23の日本代表の戦いっぷりにはがっかりしましたね。

森保監督が辞任、新監督就任の流れになるなら、

今回の惨敗は意味あるものになったと思いますが、

そんな流れにもならなさそうですね・・・。

 

去就は首の皮一枚繋がっている状態だと思いますが、

その皮は中々分厚そうです。

 

ラーテルは「世界一怖い物知らずの動物」

と言われており、

ライオンの牙も爪も通さない、

分厚い皮を持っているそうです。

(ググってみるとハリネズミっぽい。)

 

 

 

ブログタイトルについて

 

私のブログのタイトルを見てピンと来た人ならお気づきかと思いますが、

私はサッカーが大好きです。

「今を戦えない者に、次や未来を語る資格はない。」

とは90年代にイタリアで活躍したロベルト・バッジョの名言です。

 

私の世代的には、バッジョの全盛期を見たというより、

もうベテランの域に達した頃しかリアルタイムで見ていないのですが、

ビデオをレンタルして94年のアメリカワールドカップの映像は見ていました。

(昔はYouTubeもなかったので・・・)

2017年に旅行でイタリアに行った際にも、

既に引退して10年以上経っているにも関わらず、

フィレンツェにバッジョのシャツが売っており、思わず購入してしまいました。

 

最近のテレビは安易にキャッチコピーを付けがちで、

ファンタジスタとか言いたがるんですが、

個人的にはバッジョ以外にその言葉を使ってほしくないですね。

バッジョについて語ると長くなるので、この話はここら辺にしておきます。

 

2019シーズンのJリーグについて

 

実家に住んでいたころはJ-SPORTSやWOWOW等のケーブルテレビで見られたので、

プレミアリーグやリーガエスパニョーラの試合をよく見ていたのですが、

私の今の家には地上波と民放のBSしかないので、
もっぱらJリーグの試合を見ています。


今年のJリーグは最終節まで優勝争いがもつれて、
尚且つ最終戦で直接対決になるという「日程くん」の
ファインプレーもあり盛り上がりましたね。

横浜FMの仲川選手がMVPになって、
急に注目されだしたみたいな雰囲気ですが、
去年からJリーグ見ていた人からすると去年の時点で
既に日本代表に選ばれてもおかしくない活躍はしていたと思います。

私の中での注目選手の一人ではありました。

 

他に私が注目している選手は、
川崎Fの長谷川竜也選手と清水の松原后選手ですね。

両選手には来シーズンの更なる活躍に期待したいです。

 

特に松原選手は、

最近サイドバックの世代交代が必須と言われている

日本代表を支えるような選手になって欲しいと思っています。

 

あと欲を言うなら、海外移籍して活躍してほしい。

(昨年末にこの記事を用意していたんですが、
 最新ニュースによると松原選手はベルギーのシントロイデン移籍が濃厚らしいです)

 

3大リーグとJリーグの差

 

JリーグはJリーグで見ていて面白いですし、
有望選手の草刈り場的な場所でもあるので楽しく見ていますが、

たまに実家に帰ってヨーロッパサッカーをみると、

やっぱりパススピードとかプレイスピードが全然違うなと感じます。

 

例えばテレビを見ていてフリーの選手がいた時に

あそこに出せばチャンスだ、と思って見ていても

Jリーグの場合、パスが出ない、

または出したとしてもタイミングが遅くて、カットされることが多いです。

 

一方でイングランドやスペインの試合を見ているとそういった場面は、

かなりの高確率でフリーの選手にパスを通してきます。

 

これは私にセンスがあるという話ではなく、

TV中継なので私は俯瞰してフィールドを見られますが、

実際フィールドにいる選手はそうはいきません


そういう観点から話をするとスタジアムで試合を見るより、
テレビで見た方が分かりやすいです。

 

そもそもTVで中継している海外の試合が

  • アーセナル
  • シティ
  • ユナイテッド
  • チェルシー
  • レアルマドリー
  • バルセロナ

等の一流選手が所属しているチームの試合な訳で
リーグ内でもトップクラスの質の試合であることは否定しませんが、

差が大きいことは確かです。

実際、乾選手や中村俊輔選手等のリーガのクラブに在籍した選手は

スペインには無名でも驚くほど上手い選手がいると言っていましたし。

 

このJリーグの物足りなさは、

例えて言うなら男子サッカーしか見ていない人が

初めて女子サッカーを見た時の感覚に似ていると思います。

この場合は、

  • パススピードが遅い
  • ロングパスの頻度・精度が低い
  • 浮き球のパスの軌道が山なりになっている

等々、ちょっと物足りなさをよく感じます。

 

もっとも筋力の問題等、性別差については致し方ない部分も多いですが。。。

 

Jリーグのプレイスピードが遅い点は
歴代の日本代表の外国人監督も指摘してきています。

 

久保建英選手は何がすごいか?

 

ただ、それに関連して最近面白い記事を読みました。

 

暁星高校の監督が、教え子の進路を考えた時にはなるべく、
高卒⇒プロ(そもそも暁星はサッカーのプロ選手養成校ではないので。)
でなく、
高卒⇒大卒⇒プロ
というステップを踏ませることを大事にしていると記事です。

 

暁星高校から直接プロに行った選手は、

Jリーグの得点王にもなった前田遼一選手くらいだそうです。

前田選手の場合、慶應への推薦が決まっていたにも関わらず

Jリーグの13チームからオファーが来た結果、

両親が暁星の監督に進路について相談されたそうです。

 

で、その時に監督が、

「彼の場合はプロに賭けても良いと思います」、

と後押しし、

高卒Jリーガーになったとのことでした。

ただ、監督曰く、久保選手(現マジョルカ)が、

なぜリーガで通用しているかという理由は、

技術に加えてプレイスピード(プレイの判断)が圧倒的に早い点が
かなりのメリットになっており、

高校年代から教えてできるような代物ではない、

とのことでした。

 

そのため、圧倒的なセンスがある選手については、

いきなりプロに飛び込んでも問題はないかもしれないが、

基本的には大学卒業という保険を掛けることは必要という話でした。

 

ロベルト・バッジョは、
「僕が知っている”ドーピング”はただひとつ、努力だけだ」
と言いましたが、

やはり
才能に下支えされた上で努力をした選手が大成功を収めることができるのだなと思います。

ジダンは、
「イタリアだけがバッジョが世界一と認めなかった」
と言っているくらいですが、
バッジョ本人は自分が成功を収めたと思っているかは微妙です。。。